例会報告2010年10月

 これまで2年以上続けてきたA〜Zのテーマが先月で終了し、今月からは、適宜決めていく方式に変更。今月は「北米」がテーマです。一応、カナダとか
アラスカとかまで想定しておりましたが、無難に「USA」ゲームが中心でした。

ワイアットアープ:M西さん、Flickerさん、くぼさん、じお
aleaブランドのゲームの中では、最もaleaっぽくないと
いう声も聞こえるゲームですが、普通のよいゲームか
と思います。しかし、付属のメビウス訳ルールに訳しも
れが一部あることが判明。必要な場面はありませんで
したが、追記しておかないと。

7人の賞金首に対応するカードを手札からプレイし、決
算時に、その人物の逮捕に貢献(出した数値合計が
高い)したプレイヤーが賞金を山分けするゲーム。他
のプレイヤーと数値合計で5以上差を付けていたら、
賞金総取りだったりします。
獲得賞金合計で、一定額誰かが稼いだらそのラウンド
終了でゲーム終了なのですが、前回に引き続き、最後
までプレイできず。


シカゴエクスプレス:M西さん、Flickerさん、くぼさん、A木さん、じお
1830などの列車ゲームにも登場するB&O、C&O、
PRR、NYCの4社に投資して、線路を敷設して、収益を
上げ、株式の持ち比率で収益を分配し、終了時に持ち
資金が多い人が勝利です。
手番では、株式の競り、エリアの開発、線路の敷設の
うち1つを実行します。
それぞれ、各ラウンドごとに総実行可能数が決められ
ており、2種類が実行不能になると、決算し、持ち株比
率で収益を分配します。
5人でも実質4社しか登場しないため、1社は2人で開
発することになる関係で、あっという間に線路が敷設さ
れ、敷設エリアは開発されて収益も増します。
相乗りしようにも、株式の発行も1手番かかるし、後追
いだと収益的にもいまいちなので、追随も難しいです。
また、発行株式数にも差があり、3枚しかない会社は、
あっという間に独占されて、すごい勢いで開発されまし
た。
今回は、株式3枚のNYCがFlickerさん2枚とくぼさん1
枚で早々に売れてしまい、すごい勢いで2人で開発し
て、シカゴまで到達。シカゴまで繋げると、臨時決算も
できたりします。収益もものすごい勢いで上昇し、ほぼ
その分の配当で勝負ありで、Flickerさんの圧勝でした


Chrononauts:M上さん、M西さん、Flickerさん、くぼさん、A木さん、じお
基本セット、単体でも遊べるEarly American 
Chrononauts、拡張セットの Lost Identities、The 
Gore Yearsをすべて混ぜた完全版で遊びました。この
バージョンで遊ぶ場合は、勝利条件が、ミッション、I
D、手札10枚の3つをすべて満たす必要があります。
これまでの勝利条件は、3つのうち1つだったため、い
つのまにか達成してしまうところがありましたが、こちら
の勝利条件だと、時間は確実に伸びますが、ゲームと
しては良くなってます。とはいえ、カードゲームなんで、
引きがものを言うんですが。拡張で導入されたガジェッ
トカードの個人用タイムマシンがかなり強力で、種類違
いがそれなりの枚数あるんですが、Flickerさんが、そ
の効果で、手札をあっという間に10枚にして、そのまま
勝利でした。


フォッペン:M上さん、M西さん、くぼさん、A木さん、じお
Flickerさんが所要で一時席をはずす間に、遊びまし
た。ゲームリンク5号の付録ゲームです。マストフォロ
ーのトリックテイキングで、スートは4つで、数値はそ
れぞれスートごとに枚数が異なります。このゲームの
特徴としては、各トリックの最低値のカードを出した人
が次回抜け番ということ。誰かが手札を使い切ったら
ラウンド終了で、手札をなくした人が10点ボーナス、手
札に残した数値合計がマイナスで、人数*2ラウンド
行い合計点数を競います。付録なので、カードサイズ
とか材質とか製品版よりは見劣り(製品版は見たこと
無いんですが)しますが、良いゲームだと思います。今
回は、1ラウンドのみお試しで遊びました。



モンスターメナスアメリカ:M上さん、Flickerさん、じお
ここから2卓に分かれました。
アメリカ中を蹂躙して、怪獣大決戦するゲームです。M
上さんがヘドロ怪獣、Flickerさんがゴジラ(っぽい)怪
獣、私が目玉怪獣です。
都市を襲って、HPを増やしたり、観光地を蹂躙して、
悪名を高めたり、研究所を襲って、突然変異して、来
るべき決戦に備えます。
M上さんは、その特殊能力(突然変異カードを2枚引い
て選択)を生かして、突然変異しまくります。Flickerさん
は、元々の水辺で追加攻撃の能力に加え、外皮を硬く
するなど、順調に進化します。私は、大都市の多い東
海岸を蹂躙し、体力を増やしつつ、特殊能力(HPを増
やすとき、2点まで悪名ポイントに変換可能)を生かし
て、悪名を高めます。(悪名ポイントは、攻撃時に追加
ダイスとして使用できます)しかし、東海岸には研究所
は1つしかないので、目から怪光線を出す、それっぽ
いけど実用に欠ける能力のみ取得。体力と追加ダイ
スが生命線です。
手番の関係で、最終決戦地を決めることができたの
で、なんとか不利にならない場所で最終決戦に。
まずは私とFlickerさんの対戦。体力で勝りますが、防
御力ではFlickerさん優位です。互いにHP一桁まで削
りあいましたが、ここ一番でダイスが走り、からくも勝
利。
勝者は、相手のHP(開始時)を吸収できるので、体力
は完全回復して、M上さんとの決戦です。相変わら
ず、私の優位は体力のみで、攻撃、防御とも相手方の
優位。しかし、今回は、最初からダイスが走り、M上さ
んの体力を削りきって、勝利。
アメリカ全土を大暴れして、ダイスも豪快に振りまくれ
る素敵ゲームでした。


Settlers of America:M西さん、A木さん、くぼさん
通称アメリカタンです。こちらは私が参加していない卓
でしたので、詳細は不明です。
アメリカといえば、鉄道というわけで、道の代わりに線
路を引き、列車を走らせ、商品を輸送します。通常の
カタンの開拓地にあたる都市は、ゲームマップ上にあ
らかじめ決められた場所でしか作れないようになって
おり、しかも、移住者コマをその地点まで到達させるこ
とが必要です。
通常の資源に加え、お金という要素もあり、2対1交換
で資源を取れたり、他人の線路を使用する際に必
要。 
都市間または、都市予定地まで路線をつなぐと、報酬
として資金が得られます。 
都市を建設すると商品コマが1個出現し、線路を通っ
て、自分の列車コマを動かして、自分の都市以外に到
達させると、処分できます。各都市ごとに先着1名しか
受け入れてくれません。 
3人だと全部で10箇所に都市を建設し、10+1個の商
品を最初に処分できたプレイヤーの価値となります。 
資源を得て、移住者や線路を作り、移住者や列車を
資源を消費して移動させるという感じは、いつものカタ
ンですが、それ以外は別ゲー感濃厚です。


というわけで、今月の例会は終了。
次回例会テーマはまだ未定ですが、エッセン新作を遊ぼうかと思います。



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例会報告2010年9月
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