例会報告14

12月18日
土曜日は、某所で裏例会。 
10時〜22時までのロングゲーム会でした 

ダンジョンクエスト:M西さん、Flickerさん、じお 
一部ではそれなりに有名だった生還率1割のダンジョン探索ゲームです。FFGが今年リメイク。そのままでは売れない?からか、ルーンバウンドの拡張と
いう設定です。 
背景世界がルーンバウンドと共通になっており、登場キャラクターをルーンバウンドでも遊べるように、キャラクターカードがおまけとして付いてます。他に
も、ルーンバウンドと背景世界を共通する、ディセント、ルーンウォーズ用の拡張カードも入っていて、持っている人にはお得なセット。単体で遊べるルー
ンバウンドの拡張と考えると、お得感が増します。 

城の四隅から侵入して、中央の宝物庫まで到達し、生きて脱出し、戦果が多い人が勝者。 
未探査のエリアに入るたびにダンジョンタイルを引いて、道を作っていきます。探索可能な場所なら探索してもよく、小金が入ったり、さらに地下のカタコ
ンベに潜ったりできます。 
完全ランダムなんで、道が繋がるかも、どの部屋に出るのか、部屋になにがあるかも全て運。しかし、凶悪な罠とか徘徊するモンスターが満載で、デスト
ラップ満載です。 

2回遊んで、1戦目は、潜ったカタコンベで、早速、このダンジョンで最大の価値のお宝を発見するが、出口がみつからず、カタコンベをうろつき、あと残り
体力1点というところで、ようやく出口を発見。しかも、偶然、そこが城の脱出口だった幸運もあり、勝利。 
M西さんは、ギロチントラップで、即死。Flickerさんは、小金を拾い、無理せず帰還しました。 
2戦目は、M西さんが真っ先にギロチントラップで即死。私は、底なし穴に落ちて即死。Flickerさんは、出口が見つからず、死亡でした。 

サンダーストーン: 
先日購入した、完全日本語版です。ダンジョン探索をテーマとした、ドミニオンと言えます。いくつかの誤差を除けば、手番にできることが、@ダンジョンに
潜り、モンスターを倒し、VPを獲得する、A村に行って、買い物をするB手札1枚を廃棄する、となっており、毎回購入するわけではないということ。各能
力も、ダンジョンと村どちらで効果がでるか分かれております。 
大概のカードには、金貨値があって、購入の際は、それを合計するのは、ドミニオンと同様。 
ダンジョンのモンスターとの戦闘では、武器を装備したり、魔法をかけたりして、戦力をだして、相手の体力分の攻撃値を出せたら、退治して、戦果とし
て、山札に加わります。モンスターカードは、基本的にVPがあり、その辺は、ドミニオンと同じなんですが、大概は金貨値があって、ドミニオンのように鉛
になるというほどではなく、実は結構ありがたいところです。 
2戦1勝でした。 

ディアボロ: 
今回は、英語版のIn Limboで遊びました。今回は1ラウンドのみプレイ。お手軽そうに見えて、予想外に難しいゲームでした。 

魔法のラビリンスカードゲーム: 
昨年のドイツ子供ゲーム賞の「魔法のラビリンス」のカードゲーム版です。迷路を記憶するという要素は健在で、各プレイヤーの手札に障害カードがあ
り、進んだ場所に対応するカードがあれば、持っていることを宣言し、手番終了と同時に、スタートマスに戻されます。その後、出された障害カードを受け
取ります。また、障害カードは最初に配られた枚数分しかないので、そのマスが通れるかどうかは、ゲームが進むと、わかるようになっております。また、
障害カードは、出さなくてもよいので、自分の持っているカードは出しませんし、負けているプレイヤーにも出されにくいので、プレイヤー間でバランスもと
れるところが良いところに感じます。以前2人で遊んだのですが、断然、多人数のほうが面白いです。 

メルカトル:のむぞう先生、M西さん、じお 
Flickerさんが所用のため、お帰りになり、のむぞう先生が到着。ローゼンベルクの新作ゲームを遊ぶ。今年は、契約を獲得し、ピックアンドデリバリーす
るゲームでした。 
移動した都市にある資源を拾って、その場所で達成できる契約があれば、資源を払って、達成します。そのときに、時間カウンターを持ち主に渡して、同
じ都市に付いていき、契約を達成することが可能。 
資源が獲得できる主要都市は8つあり、それぞれで、2種類ずつの資源を獲得できるので、全部で16種類も資源があります。 
契約を達成すると、1ランク高い契約を獲得でき、契約のランクがそのままVPになります。 
運良く同じ都市での契約カードが引けたので、一度に複数契約を達成できたことが効いて、勝利。契約を達成しても、契約カードは捨てない(契約枚数に
制限あり)ので、資源が十分にあれば、一度に複数契約を達成したほうが手番効率は良いようです。 

ハイフロンティア: 
最近のヘビーローテーションです。今回初めて、自前の宇宙船を持っている中国を担当。しかし、中国の利点を最大に生かせる月基地がNPCの持ち物
で侵入不可だったので、火星に拠点を築くべく、無理して最初に出航。しかし、運悪く、熱暴走でラジエータが壊れて、初回の航海は、火星に基地の材料
を置いてくるだけで精一杯。M西さんに先を越されて、旗を立てて所有権主張。とりあえず、中国の能力で他人の所有権があっても乗っ取れるので、一
応、お許しをもらって、基地の設置に成功。 
とはいえ、ボーナスVPにからむ業績にからめず、ボーナスVPの差でM西さんが勝利。 


11月21日
カーソンシティ:きんどーさん、M西さん、∠Aさん、Flickerさん、じお 
発売されて、すぐにFlickerさんと2人で遊んで以来です。2人だとバッテングもなく、微妙なゲームでしたが、今回は5人で、バッテングも十分に起こりまし
た。とはいえ、バッテングすると、そのアクション権をかけて戦闘し、負けると何もできないので、皆、リスクは犯したくないもので、出来る限り他とぶつから
ずに、アクションする技術が必要。得点を獲得する方法は、多岐にわたるので、そこが奥が深いゲームと言えるのですが、見通しがよいとは言えないの
で、評価が分かれるのは、そのあたりが理由のようです。 
今回は、土地を獲得して、建物を建てるという基本戦術ではなく、ひたすら戦闘力を高めて、戦闘力に応じて、資金を得たり、VPを獲得する戦術で行きま
した。戦闘力は、基本的にワーカーを配置せずに残せば上がっていくのですが、何かするたびに下がっていくので、おのずと、先にパスすることになって
しまい、他プレイヤーに好きに行動されてしまうので、ちょっといまいちな感じでした。 

マスカレイドバトル: 
約20年くらい前のゲームで、とある美少女戦士(無印)のキャラゲーなんですが、その本格的に作りこんだ完成度の高さが、いわゆるゲームフリークにし
か理解できない難解さのため、買ったけど、理解できませんということで、昔のゲームのわりにはいまだに手に入るようです。 
10数年前までシミュ研での定番ゲームだったこともあり、ルールは完全に覚えてました。今回は、善人陣営で、結果的に2人だったこともあり、若干枚数
が足らず、敗北でした。 

ハチエンダ: 
それなりに名が知れ渡っているのに、あまりプレイされず、賞にも縁のない不思議なゲームです。基本は、カードを出して、対応する場所に自分のコマを
置く陣取りです。今回は、動物を都市につなげて得点を稼ごうとしましたが、上家のFlickerさんと欲しいカードがもろ被りで、そのまま沈みました。 

チョコラトル: 
アステカを舞台に、聖なる飲み物であるチョコラトルを捧げ、ピラミッドを建設するゲーム。13枚(0〜12)のカードを使って、6箇所のアクションマスで競りを
します。競りの方法は、どの場所でもカード2枚を使用で、6箇所同時にビッドしたり、1枚をオープンでビッドしたり、競りの方式が時々で変わります。何
人で遊んでも、どの場所でも基本的に2位までに入らないと何も得られないので、全力で勝ちに行ったり、全力で手を抜いたりが必要。とはいえ、適度に
手を抜いたところで2位に入ったりすることも結構重要だったりします。 
Vpの入手効率が序盤ほどよくなるので、序盤にへこんだら、立ち直れない仕様です。せめて終盤に逆転できる得点比率のほうがよいと思うのですが。誰
かのVPが一定を超えたら終了なので、苦痛が長く続かないのはよいところだと思います。 
終始低空飛行でした。欲望に忠実なビッドのFlickerさんが大爆走であっという間に終了。 

パピヨン: 
きんどーさんが帰宅されて、4人に。∠Aさんがカクテルゲームのゲームをたくさん入手されて、持参いただきましたので、その中の厳選2つを遊ぶこと
に。まずはパピヨン。 
カクテルゲームというメーカーが、飲んだ席で遊ぶというコンセプトのためか、カードも厚めで、箱も金属ケース。 
自分の担当の色か形の蝶を4つ並べると勝利です。形は、微妙な違いなので、飲んだ頭ではきついと思います。あっという間に勝負がつくか、延々と勝
負がつかないような気がします。 
とはいえ、しらふでも、結構、気づかないものでした。 

チャビリンス: 
雨どいを移動させて、猫を家の中まで到達させるゲーム。パズルなんで、これまた飲んだ頭ではゲームにならないと思う。タイルを配置して、回転させる
という2アクションができるのですが、下家にトスは上げたくないので、2手でどうにもならないときは、行動に困ってしまいます。十分おもしろいゲームなの
ですが、その雨どいはありえないだろとつっこみを入れたくなる形状だったりするところが気になりました。 

今回見せていただいたカクテルゲームのうち、フォトパーティが気になりました。広い場所とメンバーのノリ、なによりセルフタイマーのデジカメが必要なの
で、場所を選びそうです。合宿なんかで遊ぶと楽しそうです。

11月15日
少女兵器大戦:M西さん、∠Aさん、じお 
台湾で大人気のゲームの完全日本語版です。あちらでは、いろいろと拡張とか基本セットの改定とかが出ているようです。日本語版は、初版のセットで、
ルールのみ2版なようです。 
一昔というか今でも普通にありますが、デッキ構築済みTCG的な要素の強いゲームだったりします。 
今回は、2セット分をすべて混ぜて一山から皆が引くという形式でバトルロイヤルです。 
本来がデッキ構築して遊ぶゲームなためか、カードの優劣がかなりありまして、MTGのようにクリーチャーというかユニットを召還するんですが、強いユ
ニットも引かないと召還できないわけで、熊VSセラエンジェルなんかだと勝負になりません。ソーサーリーな効果なカードとかエンチャントメントなカードも
ありまして、全力を尽くせば1体くらいは落とせるんですが、次々と高コストで強力なユニットを引くM西さんに蹂躙されました。 

お花畑: 
ゲーム名称も箱絵もコンポーネントもテーマもとてもほのぼのとして感じで、どう見てもほんわかしたファミリーゲーム臭がプンプンしますが、見た目の雰
囲気からは全く創造できない、仁義無きガチゲーでした。 
昔遊んだこともあるハンギングガーデンっぽい感じで地形タイルを重ねていく方式で、他人の畑を勝手に刈り取りして、花束を作成して、市場に売却しま
す。刈り取りした後に、管理人を自分の畑に配置したり、ペットを配置したりして、他のプレイヤーのタイル配置を妨害します。最終的に手持ちのタイルを
使い切ったら、ゲーム終了で、残った畑の広さとかでボーナスもあります。運の要素は何もない完全ガチゲーです。箱絵や雰囲気で間違って購入した子
供は泣いちゃうよきっと。管理人とかペットもかわいい感じですが、ゲームを遊んだあとには、皆黒いオーラをまとっていそうでした。 

Navegador: 
エッセン新作です。頑張って和訳しました。ロンデルシステムの最新作で、今回は、大航海時代のポルトガル人となって、海外領土を拡張したり、未知の
地を探索したりして、自分の成果をVPに変換して、勝敗を競います。 
今作品は、ロンデルの追加コストが高価で、なおかつ同じ場所には戻ってこれないので、終盤には、2つくらいのアクションを延々を繰り返すだけという弊
害は無くなってます。 
最新のロンデルゲームだけあって、完成度は随一であり、テーマ的にもシステム的にも最高の出来だと感じました。 

ハイフロンティア: 
先週に引き続きでした。今回は、拡張全入り。イベントとか政治体制とか戦争とかのルールのほかに、船体の追加要素として、電力とかジェネレーターと
かが増えて、ボードも木星や土星圏まで拡張されてます。 
追加カードの導入で、1枚のカードを買うとおまけとして何枚か付いてくるようになったので、手札のカードも潤沢で、カード売却で十分に資金が供給され
るようになり、カツカツ感は少なくなりました。 
政治形態など一部の追加要素は、全く登場しないバランスであり、無くても機能しました。収束性もよく、拡張まで全部インストしても3時間強くらいで、普
通に遊べる程度に収まっており、テーマ含め、十分に楽しめました。 


10月10日
エルグランデ:K&I 
一応、全種類の拡張を遊べるように準備しておりましたが、きんどー氏が一番きついのというマゾな希望を述べてくださいましたので、運の要素を排除で
きる拡張を選択。K&Iでは、パワーカードとアクションカードが1枚になっており、基本ゲームでの、アクションカードがランダムに登場するというランダム
要素を排除しております。 

スタートプレーヤーから順に1枚ずつカードを使用していくのですが、他のプレイヤーと同種のカードは出せず、尚且つ、最大値のカードはキングのアクシ
ョン、最低値は参謀の効果に上書きされます。各自同じ構成の18枚のカードを持っていますが、自分のすでに出したカードは出せず、尚且つ開始時に5
枚抜くので、必要なときに必要な数値のカードは出せません。 

今回のゲームでは、M西さんの本拠地の1位ボーナスが4から8に上書きされ、最後まで移動しなかったため、終始優位に展開。2回めの決算で25点以
上離されてかなりぶっちぎりで最下位でしたが、立て続きに特別決算していただいて、ほぼ団子状態で最終決算に。すべての騎士コマを使い切りました
が、効率よく配置できず、3位。M西さんとM上さんが同点1位でした 

Forbidden Island: 
禁断の島に(愚かにも)立ち入ってしまった探検隊となり、沈み行く島で4つの財宝を発見して、全員で脱出するゲームです。パンデミックのようなルール
が満載かと思いきや、作者は一緒でした。 
手番3アクションポイントとかカード交換とか同種4枚支払って、財宝発見とか。特に毎回の手札補充で、水位上昇カードを引くと、パンデミックでいうところ
のエピデミックと同様の処理を行い、沈みかけた場所カードはデッキの上にのせるので、沈みかけたところは最後まで沈みやすいところまで同じです。 
最初の2回は簡単にクリア。伝説的難易度でも楽勝ではという声も出ましたが、おかしいんじゃないのということで、ルール確認したところ、沈んで消えて
しまった場所カードは、すべてリムーブするので、デッキがどんどん薄くなり、当たりやすくなることが判明。 
正しいルールで再戦。 
なんとか脱出しましたが、最後は島が跡形もない状態になるので、1手の間違いもできないシビアなゲームバランスでした。 
準備も楽で短時間で良いゲームに思います。 

Xactika: 
エグザクティカだそうです。「ウィザード」のように何トリック取れるかを宣言し、成功だとボーナス、失敗だと差分マイナスで、合計点数を争うゲームです。 
マストフォローなんですが、スートが○、□、△、☆が各1〜3で、1枚のカードに4種最低1個は書いてあります。例えば、○2、□3、△1、☆1のカードを
出して、○2とか宣言してプレイします。フォローできた場合は、数字の大きい方が勝ち。同値は後出し有利です。カード構成等はサマリーもあり、記憶で
きれば計算して、勝てるようにプレイできるんですが、宣言されたスート以外は全く記憶にも残らないので、ほとんど手探りプレイです。複雑にも程がある
すごいゲームですが、メンサ会員とかだと平気で記憶できるのかもしれません。 
M西さんのみ宣言どおりにトリックを取り、勝利でした 

Tales of the Arabian Nights: 
非常に面白いゲームですが、パラグラフを記憶できてしまうので、ある程度忘れたころに遊ぶのがよさそうです。 
今回は最初に配られたクエストが、3つ以上多く技能を取得した状態で、そのプレイヤーのコマと都市ですれ違うという運が悪いといつまでもクリアできな
いもので、こちらは最後までクリアできず。 
その分、最初のイベントでいきなり一目ぼれされてしまい、結婚するか、ストーカーされるかの2択を余儀なくされて、とりあえず結婚を選択。都市でイベン
トするたびに、身の潔白を証明するために家に帰らねばならなくなる。とりあえず、円満で、帰宅のたびに子ダネを仕込んで、子供ができまくる始末。とり
あえず、運命ポイントは上がりまくりです。しかし、なぜか嘲笑されるという属性が付くイベントばかり食らってしまい、汚名を返上するために、2回も巡礼
に行く羽目に。巡礼中だろうがなんだろうが、都市でイベントしたら、実家に帰る、行ったり来たりでした。 
画期的なボートの作り方を発見するが、その作成方法は企業秘密とか宣言してしまったために、秘密を狙った村の住民に追尾されてしまい、袋叩きに。
重症のため、移動力が下がってしまい、巡礼がなかなか終わらず、その合間にM西さんが華麗に勝利でした。 

倉庫の街: 
商品の仕入れ契約を受注して、商品を入荷することで、VPを稼ぐというのが基本なゲームのようですが、何回か町を襲う大火の時に、その消火に貢献
するという方が重要な気がします。 
というわけで、契約とか商品とか消防士とか登場するカードをワーカーを派遣して獲得するんですが、早く置くと、獲得の選択権は早くもらえるけど、後に
並んだワーカーの分だけ追加で資金がかかるので、欲しいものほど後に並ぼうとするのがよく見られます。 
今回は、消防士を全然獲得できず、ペナルティを食らいまくり。その分、契約で稼ぎましたが、追いつけず。またまたM西さんに勝利。 
M西さんの勝ち勝ちデーでした。

9月23日
アメリカタン: 
Settlers of Americaが正式名称です。歴史カタンのシリーズのようですが、かなり独特な仕様で、カタンと列車げーを併せたシステムになっております。 
道の代わりに線路を引き、列車を走らせ、商品を輸送します。通常のカタンの開拓地にあたる都市は、ゲームマップ上にあらかじめ決められた場所でし
か作れないようになっており、しかも、移住者コマをその地点まで到達させることが必要です。そのあたりは、ローマカタンに似ています。 
通常の資源に加え、お金という要素もあり、2対1交換で資源を取れたり、他人の線路を使用する際に必要。 
都市間または、都市予定地まで路線をつなぐと、報酬として資金が得られます。 
都市を建設すると商品コマが1個出現し、線路を通って、自分の列車コマを動かして、自分の都市以外に到達させると、処分できます。各都市ごとに先着
1名しか受け入れてくれません。 
3人だと全部で10箇所に都市を建設し、10+1個の商品を最初に処分できたプレイヤーの価値となります。 
資源を得て、移住者や線路を作り、移住者や列車を資源を消費して移動させるという感じは、いつものカタンですが、それ以外は別ゲー感濃厚でした。 

自社の商品を処分すべく頂戴な線路を引いたところで、KODさんにすべて先回りされてしまい、その分で惨敗でした。資源さえ払えば、遠くからあっという
間に列車が走ってくるので、線路は自分の使う分だけ引いて、さっさと自分で消費したほうが良いようです。 
勝ったのはKODさんでした。M西さんとは僅差でした。 

Fury of Dracula: 
戦えるスコットランドヤードです。ドラキュラ担当。探索者側のほうが若干有利なバランスなようで、吸血鬼には不利な昼間を長くするカード2枚、時間を進
め夜にするカードは1枚しかないのに加え、捨て札のイベントを起こすカードも2枚、イベントをカウンターするカードも双方2枚ずつなので、はっきり言っ
て、昼は長く、夜はあっという間に過ぎ去ります。せっせと仕込んだ配下の吸血鬼は昼間に棺桶を開けられて、消滅しまくりでした。 
とりあえず、逃げ切れば勝ちですが、3日目に追い詰められて、かろうじて夜に戦闘できましたが、あえなく敗北でした。 

ボードゲームギークゲーム: 
3人だと得点計算方法が変わります。同じゲームを複数持っていてもVPになるようになってます。また、各メーカーのゲームをコンプリートすると得点にな
るようになっておて、なおかつ、2つコンプしてもボーナスになります。 
今回は、私がクイーン、M西さんがTreefrog、KODさんがeggertspieleでした。 
ワレス好きの私が吸い付くようにTreefrogを買い捲ってしまい、その分でM西さんの圧勝でした。でも僅差だったので、自社の製品がちょっと売れ残った
ことが敗因でした。

9月19日
ドミニオン: 
拡張すべて入りで、錬金術から3種で。惜しかったり、さっぱりダメだったり。3回遊んでM西さんの3連勝でした 

アグリコラ: 
泥沼拡張で。職業はEIKから2枚ずつOから1枚。小さな進歩は、Oから1枚Eから2枚。泥Eから4枚。 
1枚ずつ入れたOデッキは、ZやLほどではないにせよ、バランスブレイカーでした。私の使用した「出稼ぎ労働者」とM西さんの「建築王」が特に強烈でし
た。 
出稼ぎ労働者は、部屋は必要ですが、家族同様(最新のアクションマスは別の家族コマがあっても)使用可能なゲストトークンを登場させる小さな進歩、
建築王は、他のプレイヤーが増築したら、自分も増築可能という職業でした。 

今回は、行商人、コーンクープ、曲芸師、穀物醸造所と畑を増やせて、コーンが山ほど生産できる環境。畑とコーンは山ほどできましたが、いくらあっても
4点よりは増えないので、意外に伸びず。動物も馬以外は無視し、その分、大きな進歩のVP高いほうから作りました。穀物醸造所でコーン+木材を消費
で1点に変換できた分で、なんとかのむぞう先生と同点1位でした。 

ロシアンレイル: 
微妙に作戦ミスで、序盤の5ターンくらい棒に振りましたが、無駄な線路を引かず、3枚替えを繰り返して、なんとか追いつきました。とはいえ、順調にトッ
プを大爆走したKODさんには追いつけず、そのまま駆け抜けていきました。

9月18日
Last Train to Wensleydale : 
私のお気に入りゲームの1つである、ワレス氏の列車ゲームです。今年のエッセンでドイツ版が発売されるとのことで、タイトルが「ニュルンベルクへの始
発列車」らしいので、タイトルはパチもんくさいですが、別マップでの発売が期待されます。ゲームマップの固定というこのゲームにおける多様性の脆弱さ
が別マップにより、改善できるのではと、勝手に期待しております。 

弱小列車会社という立場からの、建設した自社路線の維持費を縮小するために大会社に路線を引き取ってもらうことや、自前の列車も所有できず、毎
回レンタルして、商品を輸送するとか、有限の商品をハイエナのように刈り尽くして、収益の出ない路線は、大会社に媚を売って、引き取ってもらうとか、
従来のほかの列車ゲームとは、隔絶した独自なシステムに、作者ワレスの天才的発想が見られます。 

今回は、序盤に大会社の影響ポイントを得ずに、拡張を続けてしまい、負債で火達磨に。ハイエナのように刈り尽くし、自社線路は売り抜けて、撤退する
潔さが必要でした。 

ゴーストップ: 
以前に同人バージョンを遊んだことがありますが、今回遊んだバージョンは製品版のようです。欲望に忠実にプレイするとバッテングし、チキンに行くと勝
てません。1点も得られず、火達磨でした。 

ギャングスター: 
コンパクトな箱ながらも、箱は木製だったり、タイルは厚手でしっかりしていたり、新聞サイズで新聞風のゲーム説明が入っていたりと、豪華です。 
ゲームは、ギャングタイルを配置するシンプルなタイル配置ゲームですが、タイルを縦横に移動できたり、暗殺により、移動不可能かつ無力化できたりと
奥が深いです。暗殺にしようするコマは銃弾だったり、妙にリアルだったりします。 
リアルすぎて、税関で開けられたようです。 

キューバ: 
拡張:大統領を導入。追加ボードを移動する大統領の位置で、ゲーム環境が変わったり、追加された市民カードにより特典が得られたりと、地味ながら
も追加要素が影響します。 
今回は、タバコのモノカルチャーから葉巻への加工し、葉巻を販売してVP変換するタバコモノカルチャー作戦です。 
議会はM西さんに完全掌握され、税金も滞納しましたが、シンプルで、手数に余裕があったため、地味な汚職でVPを稼いだおかげで、僅差で2位に食い
込みました。 
勝ったのは、水のみ百姓作戦で、ひたすら水をVPに変換したきんどーさんでした。

8月22日
ブラックボックス+:M西さん、じお 
六角形の+ボードで。最初からこれでいいんでないのという声も。元のところに返ってくるのと盤面に入れないのが共に反射の回答なのがわかりにくいと
いう声がありましたが、それよりは、1個を完全に隠す配置にしないという暗黙の了解が必要だと思います。3回以上曲がった吸収の回答にM西さんがう
まくはまってくれてその分の点差でからくも勝利でした。 
2人のときは、これとTwixtで2時間は行けます。 

ドミニオン:のむぞう先生+↑の2人 
錬金術を入れて全部のカードが登場するまで4回遊びました。そして4連敗。 

ストロングホールド: 
一度遊んでいる私が防御側で、攻撃側が2人です。攻撃側が破城槌が2人協力できる他は右翼と左翼それぞれを担当です。攻撃2人だと、後半はユニ
ットの補給が尽きるようですが、そこまで行ったら、負けは明らかなので、それまでにはケリをつけたいところ。攻撃側の攻城兵器の命中率が悪く、後半
に期待といった感じで、その間に兵士を鍛えたり、罠を配置したり。破城槌の攻撃は止めようがなく、もはや風前の灯火というところでしたが、微妙に修
理して、1ターン伸ばしたことが効果があったようで、壁の突破と1ターンずれてくれて、陥落したけどVPでは勝ちという負けたけど勝ちでした。7ラウンド
終了で、6点+恥ずかしい行為をしなかったで4点+旗を維持で1点。 
攻撃側は、4点+門2枚突破で2点+ゴブリンいけにえ1点+トロール4体アタック1点+壁突破3点で1点差で勝利でした。次のターンだと最後の門を突
破で+3点とターン数でのVP増減で1点差で攻撃側勝ちだったように思えます。 
ユニットたくさん、ルールも山盛りなウォーゲームですが、予想外にバランスはよさそうです。3人ベストに思えます。

8月15日
お盆唯一の休みが取れたので、自宅で遊ぶことにしました。 

M上さんが差し入れにビールとカルピスサワーを持参してくれて、飲みながら今月初めての涼しい一日を楽しみました。 

普段は、全く酒を飲まないのですが、ここ数年で一番飲んだような気がします。 
友人とゲームがあれば、かなりいけるようです。 

ライズオブエンパイア: 
3人だと獲得されなかったタイルはすべて廃棄されるので、軌道修正が難しいようです。またバッテングするとその2人だけ沈みそうなので、うまくかちあわ
ない戦略をとるのがよさそうです。そうなると、好きな資材を獲得できる「船」の技術がフレキシブルに動けてよさそうでした。 
今回は、私が、資源と人材を多く獲得し、盤面と貿易でVPを取る方向で行きましたが、よさげなところはすぐ埋まるわけで、リソースは多くても効率はい
まいちでした。 
船で必要なリソースをその都度獲得できたM上さんが僅差で勝利でした。 

セイラムの魔女: 
協力してアーカムに開いたゲートを閉じながら、旧支配者や神話怪物を撃退していくテーマ的にはアーカムホラーと同じゲームですが、ドイツゲーなの
で、シンプルに必要な要素のみで構成された感があります。時間も1時間ほどで、ボリュームを増しすぎて、近寄りがたい感があるアーカムホラーよりは、
初めてでも入りやすいです。 
今回は、ラスボスはなんとか判明したところで、陰謀値が規定以上に進んでしまい、敗北でした。 
魔女という表題なのに、味方の魔道師がおっさんなのは、どうかと。 

金星の商人: 
今回は序盤によい遺物を獲得し、発見した星の流れで黄赤ドライブを購入できてしまったので、1個のみ輸送して宇宙港を建てて、ある程度準備ができ
たところで、トランスポートで2個売買という流れで行きました。 
オートパイロットとスイッチスイッチでクラウドを自在に通過できたことで、なんとか勝利できました。

8月7日
上海トレーダー: 
けっこう久しぶりですが、意外に遊んでます。全員同じ条件でスタートする基本ルールで遊びました。 
今回は、両替商、税関、玉仏寺を確保しました。M上さんは、百貨店と静安寺とフランス人街カジノ。M西さんは、競馬場とリドナイトクラブと。K村さん
は、上海クラブとフランス人クラブと通運公司。 
序盤のダイス目が振るわず、終盤まで倉庫も工場も買えず。しかし、両替商の利子収入と手数料で密かに貯金できました。 
今回は、珍しく全員脱出成功。 
K村さんのこっそり貯金した分で差をつけられていて、その分がそのまま貯金額の差となりました。2位

7月24日
ばるば☆ろっさ:M上さん、M西さん、Flickerさん、じお 
デッキ構築女体化ゲームとでも言えばよいのでしょうか。アークライトはまともなドミニオン系ゲームは出す気がないようです。とはいえ、たんとくおーれも
何個作ったのかわからないけど売り切ってしかも再生産かけたようで、拡張も第2弾も出るくらい売れているので、ものが売れれば勝ちという商売的には
大成功なのかもしれない。 
国産メーカーがとりあえず安易に萌え系ゲームを量産しているように思えてなりません。

とはいえ、遊んだゲームの感想を。 
手札にリソースを使って、カードを購入し、デッキに加えるという基本は変わりません。手札が4枚とか手番終了時に使わなかった1枚を保持しておけるな
どの微妙な変化はつけてます。あと、エンチャントのように場に配置できるカードや、使用後はカード置き場に戻り、再度購入可能なカードとか独自の要
素もあります。 
ゲームの流れとしては、手札または場のカードによって、戦力を出して、VPとなる都市を攻略します。すべての都市が陥落したらゲーム終了。 
都市カードによるVPが大きすぎなので、最後に登場するモスクワを落としたプレイヤーの勝ちが濃厚です。みな程度の差はあれ、同じような戦力に成長
していくので、あとはモスクワなどのでかい都市を落とせる順番が回ってくることが必要なように思えます。 
とはいえ、自軍の前に戦車を並べていく様は、楽しいと思います。ゲームの展開の多様さはあまり望めないと思いますが、勝敗とは別な方面で楽しめる
人向きなゲームだと思います。 
あと、ゲームの所要時間はインスト込みで3時間くらい。体感時間としては、長くは感じませんでしたが、ライトな層の人には、つらいように思えます。そう
いう意味でも、ゲームの購買層をどこに設定しているのか良くわかりません。 
「たんと〜」「くにとり」「ばるばろっさ」一連の萌え系ゲームはどれも所要時間が長いように思えます。入り口のゲームとして、とりあえず、ゲームの所要時
間は、2時間くらいはかかるのが普通な人を養成してほしいとは思います。 
1時間以上かかるゲームは重量級というのは、どうかと常に思っております。 

賽はなげられた:同上 
前回3人で遊びましたが、今回は4人です。貴族を獲得する柱の数が1個増えて、便所が遠くなりました。また、建物がもう1個登場。3人でも登場する「同
じ数字のペア」と「ストレート」の建物に加えて「順番にダイスに数を1個ずつ多く置いていく(数字合計は上回るようにする)」という建物です。 
「同数ペア」:土地タイル 
「ストレート」:特権タイル 
「B(長いので省略)」:置いたダイス分の得点タイル(平均2点)を引き、1枚獲得(最後に置いたプレイヤーはもう1枚獲得) 
「柱」:ダイスを置いた順に1個ずつ貴族タイルを獲得する 

得点のベースは土地タイルなんで、「同数ペア」でいかに獲得するかが必要に感じます。 
特権タイルは、VPボーナスとなるんですが、引いてみないとわからないアタリものに加え、数多く獲得しても、条件が噛み合わなくなるように思えます。タ
イル1枚あたりのVPを効率よくするためにも、数は少なくてもよいと感じました。 
貴族は、土地がないと点数が出ないので、まずは土地というところが難しいです。 

とりあえず、現時点では、土地タイルが強いように感じますが、他の得点元でも戦えるようにも思えます。ダイスゲーなんで、やりたい戦略がとれるかは
運任せですが、まだまだ楽しめそうです。

7月19日
今日は非常に蒸し暑い一日で、汗だくの中室内でゲーム。夏場はやはり、金払ってでも部屋借りたほうがよいですね。 

ルーンバウンド;サンドオブアルカリム 
午前中は、KODさんと2人。砂漠です。 
今回は、3回死んで、買った10円の武器を次々と捨てました。それでも、担当キャラの素の能力が強かったため、裸一貫で中身の能力を上げて、あと一
息で勝利というところで、本来避けられた強い敵に抹殺されて、KODさんの逆転勝利でした。 

RftG: 
のむぞう先生が車のトラブルで到着が遅れていたので、到着待ちで2ゲームほど。2戦1勝。 

ルアーブル: 
のむぞう先生が到着されて、追加カード込みで遊びました。とはいえ、追加カードは特殊建物だけなんで、完全混ぜで、登場4枚中2枚でした。ゲームの
根幹は何も変わらず、味付け程度の変化なので、バランスは保たれている良い拡張。 
今回は、建物重視で、借金も少なめ。出荷も1回と今までと違うアプローチをしてみました。工場アイコンの建物ボーナス建物2軒獲得できたので、1個5
点なのがかなり効きました。その分で微妙に僅差で勝利。 

金星の商人: 
久しぶりに遊びました。今回は、序盤以外はダイスの目が悪く、隣の星系に行くのに4手番もかかる始末。特にダイス目ではまらなかったのむぞう先生
が圧勝でした。

7月4日
ライラックさんが札幌に帰還されることになったので、ご希望にお応えする形で自宅でゲームしました。 

ロールスルージエイジ: 
2年前のゲームですが、今年の独ゲーム大賞にノミネートされてました。日本語版も昨年に発売されてます。私の所持するのは、英語版ですが、ペグの
作りが若干出来がよいようです。 
今回は、Flickerさんの持参された日本語版で遊びました。 
ダイスの作りは、こちらのほうが見やすいですね。プレイヤーシートは当然日本語ですが、各種の記述が若干不足気味で、別紙やルールを確認が必要
ですが、日本語で書くと長文になるので、その点はやむを得ないと思われます。 
以前に何回か遊んでますが、ルールを間違えていたようでした。振りなおしは3回でした。これで災害を押し付けるゲームではなくなりました。ダイスを振
らないダイスゲーとの声が出ていたので、早く気づくべきでした。普通によいダイスゲーでした。 

ピット: 
ライラックさんの持参された日本語版でした。ベル入りですが、1色刷りで、英語表記のため、最初の2文字が同じ産物カード(ココアとコーン)が瞬時に判
断できません。せめて色が違えば。4人なので、大声でなくても意思が通じるので、家でも遊べました。人数が多いほうが楽しめそうです。 

ニンジャバーガー:Secret Ninja Death Touch Edition 
ニンジャバーガー1と2と追加カードが何枚か入った豪華版です。すでに旧版は持っているので、都合、私の家には2セットあることに。 
とにかく笑える素敵ゲームなのですが、欠点は、英語で書かれたネタを読めることと、カードサイズ。和訳しようにも、スリーブに入りません。 
今回は、各種判定を自動成功にするカードを次々に獲得できたことで、任務にほとんど成功できました。私の担当のミセス・ジョーンズは、人生経験で、
いろんな技能に秀でているので、プレイしやすいキャラのようでした。名前だけで選んだのにw 
無事次期店長になれました。 

エイジオブエンパイア3: 
ワーカープレイスメントなのですが、新世界の探検や制圧などテーマとの合致性が高いゲームです。個人的評価では、ワーカープレイスメントゲームの中
での評価は不動の1位です。 
ワーカーが余り気味なところがあるので、やりたいことはほぼすべて出来ます。それが勝敗に絡んでいるかはともかく。 
やりたいことが出来た満足感が高いゲームと思います。 
今回は、探検しまくることを目的にしました。全8ラウンド中6回も探検を成功。しかし、探検の成果が五大湖とか北米西海岸とかエチオピアで、アジアまで
到達できず。 
新世界の覇権を争うほうがコンスタントにVPは稼げるようです。 
でも、やりたいことはすべてやった満足感はありました。

6月20日
本日は、某所で裏例会でした。 
ここ何日か部屋が温室のような暑さでしたが、本日は、気にならない程度でした。夏場の自宅は、特に昼間はゲームできる状況ではないこともありえる
ので、近くに地区センターなどを借りることを考慮すべきでしょうか。以前に借りたことがある地区センターは、冷房、冷蔵庫完備で安価だったような気が
します。 

トリビューン;拡張込み 
先日購入したトリビューン拡張の和訳が完了したので、遊んでみることに。追加ゲームボードの3つのエリアが増えていて、基本ボードの処理が終わって
から、こちらを処理します。増えた要素は、パトロンタイル、皇帝の恩寵タイル、オフィシャルタイルです。 
パトロン、皇帝の恩寵タイルは、勝利条件にかかわります。パトロンタイルは、追加された奴隷カードを支払うことで獲得、皇帝の恩寵タイルは、指定され
た条件(特定の要素でトップを取って、12ディナール払うなど)を満たしていると獲得できます。 
オフィシャルタイルは、勝利条件には関係しませんが、カードの補充、資金の徴収などの特殊能力を付加します。中には、ワーカープレイスメントなのに、
1手で2回配置できる能力を付加するものもあって、根幹を揺るがしてくれてます。 
選択肢が増えた分、考えることは増えましたが、少ない要素に密集する閉塞感はなくなっていると思います。 
きんどーさんとM西さんが同時に勝利条件を満たしましたが、同点時の獲得点数計算で、きんどーさんが勝利。獲得の難しい護民官タイルを獲得してい
たことが勝敗を分けました。 

クメル: 
今年のゲームマーケットの新作です。賽苑のゲームは、私も1つ持っていますが、ゲームとしての出来よりもインテリアとしてのゲームという室内に飾って
映えるこだわりのようなものが感じられます。 
今回のクメルは、2人専用のシンプルなカードゲームで、単純ながら奥が深いゲームです。1回数分で終わるので、ちょっとした待ち時間などに重宝しそう
です。 

アッシリア: 
イスタリの新作です。食料供給がきつい陣取りゲームでした。 
食料カードの獲得→集落の拡張→食糧供給→供給できた集落から得られる資源、VPの獲得という流れになってまして、食料カードは、供給量が多いも
のほど、手番順が遅くなるシステムですが、食料カードの登場は完全ランダムで、しかも直前の手番の早い人から獲得カードを選べるので、少ない食料
をやりくりできる人が先番だと、順番が固定しやすいようでした。終始早い順で動きましたが、食料カードの登場内容がよかったため、豊富な食料を維持
できた分で、M西さんの猛追をかわして1位でした。 
個人的には、少ないリソース管理系のゲームなので、かなり好きなゲームです。しかし、かつかつすぎるバランス感覚が求められるので、人を選ぶゲー
ムと思います。 

ボードゲームギークゲーム: 
BGG10執念記念ゲームで、各人は実在ゲームメーカーとして、商品を出荷しつつ、収集家として、他社のゲームをコレクションするゲームです。 
私は前回に続いて、ワレス氏の個人メーカーのTreefrog担当。きんどーさんはEggert、∠AさんはQueen、M西さんはHansでした。収集家としては、ほぼ
完璧にセットコレクションを作れましたが、メーカーとしては、Struggle of Empiresが売れ残ってしまい(なんてもったいない!)、その分の収益が響いて、3
位でした。

6月6日
某平峡温泉でカレーと温泉を楽しむ会を堪能した後に、M上さん宅でゲームしました。

シャムの王: 
かなり以前に購入したのですが、今回初めて実際に遊んでみました。タイ王国の3つの勢力の勢力争いに加担して、優勢な勢力に多くの影響力を持つこ
とを目指します。 
とはいえ、いずれかの勢力を自分で担当するわけではなく、運の要素もなく、情報も完全公開なので、序盤のプレイ指針がわかりにくいというか何をやっ
てよいのかわからないというか何もしなくてもよいのではと思えるくらい。 
若干ランダムに影響力を持ってスタートしてみるとか、影響力の情報をクローズにしてみるとかしたほうがよいのかもしれません。 
陣取りゲームとしては格段にわかりやすいゲームなので、もう少し遊べるようにしようかな。 

プロフェシー: 
拡張1のドラゴンレルムを全て導入。ゲームの目的である聖遺物がある次元のアストラルプレインの1つがドラゴンの巣穴になります。誰かがそこで聖遺
物を獲得した後は、アイテム獲得などのイベント用ダンジョンとなります。
今回は、能力値が上がるイベントを序盤から引いて、中身は強化されましたが、武器も技能もほとんど獲得できず。素の能力だけで、聖遺物を3つまで
獲得できましたが、最終戦では最初の1戦で勝てば勝利というところで、勝ちきれず、あとは手品のタネが尽きてずるずると落ちていき、M上さんの大逆
転勝利となりました。


6月5日

1817:のむぞう先生、M西さん、じお 
1817はNY証券取引所の開設年だそうです。18と付くように18XXです。 
マップは、位置、スケールともに1830とほぼ同じ。五大湖周辺の東海岸です。 
とはいえ、30より以前ということで、聞いた会社は存在せず。一応、ヒストリカルノートには、詳細が書いてあるので、実在な会社のようです。30登場の会
社に吸収されたのでしょうか。 
名前だけ使用で、好きな都市から開始可能だったりします。 

タイル配置、運行は特に目新しいところはなく、直線株価チャート、2倍配当2段アップ、半配当ありで株価以上配当で株価アップといったところ。 
2株会社からスタートし、5株、10株会社となります。その際、単独で規模を拡張してもよいし、同じ規模の会社同士合併して1段上の会社にしてもよいです
し、規模を変えずに吸収合併もできます。吸収合併については、会社を身売りに出した相当になり、競売に掛かるので、自分の会社で必ずしも吸収でき
るとは限らないので、注意が必要です。 

特徴的なのは、利率変動の借金と、空売りです。 
借金は、株式発行枚数までというところは、1856に見られるところですが、借金は100ドル単位で、借金マーカー1個につき、相応の利子を支払います。つ
まり、利子5%の時代に借りた借金マーカーも50%時代に借りたマーカーも支払いに関しては違いはありません。利子は、場に登場している全てのマー
カー数5個につき、5%上がる計算で、最大70%まで上がります。とはいえ、作者も30%くらいまでが限界だろうとのこと。でもねー私たちは50%超えてい
たんですが。 
空売りですが、その会社の株式を保有していない場合に、マイナス10%株を獲得し、資金を調達できます。マイナス株は、終了時に株価分のマイナス資
産ですし、その会社が配当すると、%に応じた収益分、銀行に支払います。株式を購入することで、マイナス株は相殺でます。 
会社の実力以上に株価が高い状況にある会社に対して行うのがよいようで、私の会社は真っ先に餌食に。 
また、空売りされた分の株式が市場に転がり、しかも、市場にある株式枚数分株価が下がるので、強烈に株価が下がります。 

というわけで、餌食になった分で大きくバックした分が響いて脱落で、残った2人の勝負でした。借金と空売りで豊富に資金が得られるので、支払いは後
回しでとりあえず、たくさん経営して、収益を上げるのに終始したほうがよいようです


5月15日
 本日も某所に友人を招いて裏例会でした。参加者4人。朝方は、寒かったんですが、昼ごろから気温が上がり、暖かくなりました。いつもは一人の部屋
ですが、皆の熱気でむしろ暑かったくらい。 

プロフェシー:M上さん、∠Aさん、Flickerさん、じお 
今回は、ドラゴンレルム拡張も一部導入しました。職業のほかに種族を選択可能になり、各担当キャラクターの特色が際立つようになりました。 
私の担当は、トロールの傭兵ということで、職業の特性は、物理戦闘に特化しています。トロールの特色は、物理戦闘+1で、シンプルながら強力です。
一方、不利な特徴も強烈で、オツムが足りないので、技能の学ぶコストが2増えます。コストは、経験点と資金双方支払うので、職業の特性で経験点の
みで学習できる技能以外は、ほぼ触れることができません。他にもゲームルール上では何のマイナスも受けないのですが、種族特性で、幸が薄いことが
運命付けられているので、最初からやられた感じでスタートできます。 
幸運のクローバーを獲得しても、効果がないとか、マミーに呪われても、最初から呪われているので、効果なしとか。 

技能コストが高いので、覚えた技能は実質2つだけで、「タフネス」と「刃物熟練」だけ。タフネスは、戦闘で負けても差が1なら引き分けにできます。刃物
熟練は、刃の付いた武器の物理戦闘+1でした。 

タフネスが予想以上に効果があって、最終戦闘ではお世話になりました。 
物理戦闘での優位で、押し切って、そのまま勝利。 

イッツアライブ:きんどーさん、M上さん、∠Aさん、Flickerさん、じお 
プロフェシーの終了間際にきんどーさんが到着して5人に。マッドサイエンティストとなって、死体から人造人間を作るゲームです。 
ついたてを使用するんですが、表がどう見てもマッドサイエンティストが住んでそうな丘の上の洋館、裏が怪しい研究室。プレイアビリティとは何も関係な
い力の入れ具合で、好感が持てます。 
1ターン差で完成できず、その分で3位。 

その後、ステッヒェルンとリミットを全員で遊びました。 

テラノバ: 
きんどーさんがお帰りになり、4人で遊びました。しばらく前にメビ便を遊んだときにやって以来です。完全ガチな陣取りマルチです。4人だと盤面は狭く感
じますが、全員が得点するときに1人だけ乗れないと、その分で失点になるとか、人数が多いところで、1人だけ得点をとるとか、密集ならではの駆け引き
がありますので、4人は別な楽しみがあります。最後の決算で狭いエリアの方しか得点できなかった分で3位でした。



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