例会報告2013年1月

1月は、ここ数年で一番寒かったのではと思えるくらいでしたが、この寒い中、今回は、開始時点で8人揃う、うれしくも珍しい状況。

最初から2卓構成で、キーフラワーとエイリアンフロンティアでした。

キーフラワー:ハットリさん、M元さん、N田さん、じお
R&Dゲームのキーシリーズの最新作。そして、最高
峰との評判です。ワーカープレイスメントなゲームなん
ですが、ワーカーをタイルの競りと能力発動の2通り
に使うのが特徴。そして、基本3色+1色あるワーカー
に、能力的違いはなく、タイルごとに最初に配置した
色のワーカーしか受け付けない、トリックテイキングで
いうところのマストフォローな仕様になってます。シス
テム的に、別個には目新しいわけではありませんが、
その組み合わせとしては、初めてのような気がしま
す。
毎回、登場するタイルがランダムなので、遊ぶたびに
展開が変わりますし、ゲームバランス的にもとても面
白い。欠点をあえて挙げると、拡大再生産系のゲー
ムなので、序盤でついた差が終盤に向かうにつれ、
広がっていく感があります。競りやワーカーの配置に
より、他者を締めることもできますが、あまり自分の
得にならないような。
システム的な見通しはよいので、登場するタイルによ
る展開の見極めがゲームの勝敗を分けると思いま
す。


エイリアンフロンティア:のむぞう先生、M西さん、Bragiさん、くぼさん
こちらは、ワーカープレイスメントならぬダイスプレイス
メント。振ったダイスを各施設に配置して、ダイスを増
やしたり、資源を得たり、惑星上に基地を配置した
り、他者を妨害したりします。
参加していないので、詳細は不明。



思わぬ拾い物:KODさん、ハットリさん、M元さん、N田さん、じお
キーフラワーが意外に時間がかかり、別卓が先に終
了。The New Scienceを開始したので、そのまま同じ
メンバー+KODさんで遊ぶことに。そういえば、KODさ
んは例会に久しぶりに来てくれました。ありがとー。
というわけで、このゲーム。フリーゼ氏作の小箱シリ
ーズの作品で、2002年に出た同じゲームのリメイク。
某所に当時のものが売りに出てましたけど、35000円
でした。
いわゆるバッテングゲームで、同時に行動カードを出
して、かち合わなければそのまま行動、ガチンコした
ら、その時点で保持する優先順タイルの順番が上位
の人だけ行動できるけど、順番タイルが入れ替わる
ので、次の優先順は下がるというのが特徴。
ゲームテーマとしては、ゴミ集積場にいろんな乗り物
で乗り込んで、ゴミ=商品を獲得し、業者の要望のセ
ットを集めて、売っぱらって得点にするゲーム。行動
カードには(0〜5)の数字があり、行動順と獲得できる
商品の数を示します。0のカードは泥棒カードであり、
ゴミあつめに行き(バッテングしなかった)家を留守に
したプレイヤーから商品を奪うことができます。
バッテングゲームなので、如何にガチンコしないかが
肝なゲームなんだけど、行動順や泥棒など考えるべ
き要素があるので、その読み合いが熱いゲームで
す。



ドミニオン/Dark Ages:KODさん、ハットリさん、N田さん、じお
The New Scienceが終わっていなかったので、日本
語版も出たばかり(これは英語版だけど)の暗黒時
代だけで遊んでみる。単独の拡張のみで遊んでみる
のもバランスが取れてよい感じ。


The New Science:のむぞう先生、M西さん、Bragiさん、くぼさん
ルネサンス期後期の科学者となって、発明して、実験
して、論文発表するゲーム。担当するキャラクターに
より、初期能力の差がありますが、史実とはあまり関
係なく、どの分野の研究でもできます。
実験で理論が確立できれば、その系統の上位の技
術に自分だけ進むこともできますが、論文になってし
まうと、だれでもその技術を利用できるようになりま
す。しかし、論文にしないとVPは得られないので、誰
かが論文にはするわけです。
ゲームとしては一般的なワーカープレイスメントと言
え、目新しいとはいえませんが、そのテーマを楽しむ
ゲームといえると思います。
参加してないので、詳細は不明。



レジスタンス/アヴァロン:
最後に全員で遊びました。基本的にレジスタンスなの
ですが、特殊キャラが増えて、人狼でいうところの預
言者(マーリン)と預言者が誰かだけ知っている弟子
(パーシバル)、マーリンが誰か判れば勝敗をひっくり
返すアサシンを採用。特殊能力のない従来のレジス
タンスに比べ、ぐっと面白くなったような気がします。





というわけで、今月も終了。、また次回というわけで。


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例会報告2012年12月
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